日曜日とこわいもの
こちらでは日曜にお休みのお店が多いです。
スーパーとかやってないと困るかなぁと思っていたけど、そうでもなかった。個人経営のカフェとかは営業していることもあるし、みんな日曜はがんがん休んだらいいよ!と思う。
そんなベルリンで過ごす日曜日の楽しみのひとつは、マーケット(のみの市)。マーケットの中でいちばん大きくて有名なのがたぶんFlohmarkt am Mauerparkで、大きな公園にたくさんのストールが出ています。
古着、家具、アクセサリー、がらくた、フード…なんでもあり。
作家さん本人から商品を買えるのもいいところ
古着たくさん
がらくたとしか形容しようのない愛おしいものたち①
がらくたとしか形容しようのない愛おしいものたち②
魔除けのオブジェ調のなにか
こんな感じで、何も買わなくても見ているだけでけっこう楽しいものです。
ちなみに私はこのお店で売っているカリーヴルスト+ポテトが好きです。
3度揚げしてあるので、ポテトがカリカリの範疇を超えてガリッガリ。
じゃがいものしっとりホクホク要素は完全に排除されていて、潔くて良い。
そしてこの前ここで私が買ったのがこちらのコットンバッグ。
どうでもいいですが私はコットンバッグフリークなので、気に入ったものが€20以下であれば即買いします。€20以上のものは1分間の脳内サミットを開催して買うかどうか決めます。
めちゃめちゃかわいい。。。。。。。
”I am afraid of Justin Bieber”と刺繍が入っています。
お店のお姉さんの説明によると、このコットンバッグはCollecting fearsというプロジェクトの一環で作られたもので、世界のさまざまな都市(ニューヨーク、ブダペスト、ベルリン、トビリシ※グルジアの首都、など)で現地の人に聞いた「こわいもの」を記録してコットンバッグにしているそう。
他にもたくさん種類があって、
I am afraid of ghosts
I am afraid of modern talking
I am afraid of trees
I am afraid of silence
I am afraid of fiction
などなど、どれもこれも欲しかったんだけど、色がポップで気に入ったJustin Bieberを選びました。そしてJustin Bieberがなんかこわい感じ、わからなくないなぁと。彼は何者なんだろう、と。
バッグの内側には都市名が記されていて、私が選んだJustin Bieberはトビリシのだれかの「こわいもの」。
知らないだれかのこわいもの、興味深い。どうしてそれがこわいのか、背景のストーリーを知りたくなる。
自分がこわいものを考えてみて、ぱっと思いついたのはこの4つ。
・大きい虫
・海
・吐くこと
・地震
なんだか暗い気持ちになってしまった…。そしてもっと他にもある気がするけど今は浮かばない...。
期せずして自分のこわいものを考えさせられる、不思議な日曜日を過ごせました。